Sympatec社では、.net、C#、Windows Presentation Foundation (WPF) をベースとして、Windows®10用アプリケーションを独自に開発しています。様々な用途を想定し、ネットワーク指向のマルチユーザーかつマルチタスクのデータベース構造を備えています。ラボ計測やプロセス計測に関わらず同一のアプリケーションが利用可能で、全ての装置を制御するためのハブとしての役割を担います。極めて自由度の高いGUIを備えており、ユーザーやアプリケーションのごとの要求に柔軟に対応し、測定からデータ解析までの全ての機能が直感的に利用できます。豊富なアドオンによって機能をさらに拡張できます。
標準操作手順 (SOP) や独自の測定条件なども、テンプレートとして自由に作成可能です。権限管理機能も充実しており、作業者、承認者、責任者などのユーザー種別ごとに各操作の使用権限を設定できます。権限を適切に設定することで、測定データを保護し、不意のデータ改変や削除を未然に防止します。
測定結果は測定ごとにデータベースに自動的に保存されます。このときに測定条件も同時に保存されるため、任意の測定条件をいつでもワンクリックで再現できます。 測定結果は様々な出力形式に対応しています。画面上での図表表示はもちろん、それらを紙やPDFなどにレポートとして出力したり、測定結果の一覧をCSVで出力できます。 また、それらの形式を予めテンプレートして登録しておくことで、最小限の手間で必要なデータを取得できます。また高機能なエディターも搭載しており、グラフやレポートのレイアウトをユーザーが自由にデザインできます。 強力なフィルタ機能や検索機能を備えており、過去の分析データも簡単に検索できます。
また、製薬メーカー向けにデータインテグリティ関連機能も有しており、21 CFR part 11に準拠しています。 本ソフトウェアは、クライアント/サーバー構成として設計されており、企業内ネットワークで分散型システムを構築できます。Sympatec社の全ての測定装置 (レーザー回折法、動的画像解析法、超音波減衰法、動的光散乱法) を1つのソフトウェアで操作できます。