HOME > 製品 > フィーダー > SPRAYER

MDI、ポンプスプレーまたは圧縮ガススプレーのスプレーコーン内の粒子、液滴サイズの測定に最適なフィーダー

SPRAYERはポンプスプレーや圧縮ガススプレーをレーザー回折式HELOSに接続し、粒子や液滴の粒度分布を測定するための多機能アダプターです。測定結果はスプレーの力や流速、測定ゾーンまでの距離、水平線に対するスプレー装置の傾斜など様々なパラメータに依存するため、制御された条件下での測定が推奨されます。

SPRAYERのピストンは、電子軌道アクチュエータにより、加速度、速度、ストローク長をソフトウェアで制御することができます。また、一定の力でピストンを駆動する必要がある場合は、電子フォースアクチュエーターを使用することもできます。ソフトウェアによってすべての動作が制御・監視され、その後の評価に利用されます。ソフトウェアの制御により、スプレーの吐出口と測定距離を変えることができます。

SPRAYERは、お客様がお持ちのスプレーボトルのスタイルに合わせて簡単に調整することができます。ピストンの方向は調整可能です。測定は3つの異なるモードでアプリケーションソフトウェアにより実行されます。

 

  • 全スプレープロセスの測定
  • FDAに準じて、開始、中間、終了の3つの段階に分けて結果を表示
  • 1秒間に最大2,000回の粒度分布を時間分解測定

測定には、サンプルを採取する抽出ユニットと、HELOSの測定ゾーンに層流を発生させるためのユニットが必要です。SPRAYERにはトラジェクトリーアクチュエーターとフォースアクチュエーターの2つのバージョンがあります。必要に応じて補完的なアクチュエータを追加することで、スプレー装置を拡張することができます。また、オプションでROTORを使用することにより、スプレー装置の勾配を変化させることができます。

SPRAYERとROTORは0°から90°まで、5°刻みの角度でスプレーの作動が可能です。レーザー回折式HELOS/BRと組み合わせることが出来、自動的にリフトアップし、任意の角度に回転します。また、SPRAYERに搭載されたセンサーが傾斜角度を記録します。

代表的な構成
(全てSympatec英語サイト内ページへ遷移します)

HELOS/BR + SPRAYER
HELOS/BR + SPRAYER +ROTOR